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YUKIGUNI [独房の惑星 -The galaxy in a cell-] 発売記念インタビュー . Vol.01


--さて、2008年にMAMORUさん以外のメンバーが脱退してしまいましたね。

MAMORU はい。みんな社会的にしっかりとした地盤を築きたかったんでしょうね。収入の面でもバンド活動を負担に感じていただろうし。オレは自分の作りたい音楽をもっと続けたい気持ちがあったので。ドラムからボーカルにパート・チェンジをして再びやり始めましたね。

--パート・チェンジをしたのはどうしてだったんですか。

MAMORU SLANGのKOさんも、もともとはギターを弾いていたのにボーカルに変わったじゃないですか。それを見ていたから自然だったというか。YUKIGUNIも、バンドの顔というのがボーカルよりもドラムのオレの方だったんですよ。だったらオレが前面に立って歌ってしまった方が早いんじゃないかなって。まぁ、そもそもドラムを始めたきっかけも、好きな女の子に「ドラムがいいんじゃない?」って言われたからだし。9年間、一生懸命頑張ってやってはいたけど、それほどドラムが好きではなかったのかもしれない(笑)。

一同 マジか(笑)。

MAMORU けっこう無理をしてやっていたのかもしれないですね。

--どちらかといえばボーカルに憧れていた、とか?

MAMORU そうですね。ボーカルには憧れていました。やっぱり高校生の時はカッコいいやつがボーカルになることが多かったから。でも、ボーカルになってよかったと思いますね。機材もないし(笑)。その代わり、精神面のケアや体調の管理はボーカルの方が大変ですけど。

--ボーカルの方が自分の思いやメッセージをより直接的に伝えることができますよね。

MAMORU そうですね。今までは自分の思っていることが言えないもどかしさがあったので。ボーカルになったことで自由に表現できるようになりました。

--ちなみに、メンバーがみんな脱退した時、バンドを解散させようとはまったく思わなかったですか。

MAMORU まったく思わなかったですね。というのは、それ以前もオレが一人で動いていたようなものだったので。でもまぁ、自信があったか?と言われると、そうでもなかったと思います。

--とにかく「やるんだ」という思いが強くあったと。

MAMORU はい。まぁ、馬鹿の一つ覚えみたいな感じですよ。

--それで、新しいメンバーはどのように集まったんでしょうか。

MAMORU 最初はメンバー募集のビラ配りをしたんですよ。そしてまず、前のベースが連絡をしてきて。その人がインターネットで広く呼びかけて、ほかのメンバーが集まったという流れですね。

--ちなみに、あらためてYUKIGUNIを始めるにあたって、どんなバンドにしようと思いましたか。

MAMORU 一人一人の長所をミックスするようなバンドにしたいと思いましたね。

--曲はどなたが作っているんですか?

MAMORU 歌詞は全部ぼくが書いているんですけど、曲に関しては、ぼくとKENTA(G)が基盤となるアイデアを作って、そこからみんなで詰めていく感じです。ぼくはギターを弾けないし、コードもよく分からないから、KENTAに「ガチャンっていう感じでやってくれ」みたいな伝え方をするんですよ。それをKENTAがなんとか汲み取って音にして、メンバーに伝えるっていう。

--ベースとドラムの個性はどんなふうに反映されていると思いますか。

MAMORU それは人間性ですね。バンドって人間性も大事じゃないですか。いい人間関係が築けていないと続かないものだから。そういう環境を作ってくれるのが今のベースとドラムだと思います。ギターは音楽を作る才能のある人。で、オレは、ただ思ったことを言う人(笑)。簡単に言えば、オレが適当に描いた絵を、具体的に音楽で表現してくれるのがKENTAで、その絵を「カッコいいですね」って盛り上げてくれるのがベースとドラムっていう(笑)。

--では、次回は現在のメンバーの経歴、影響を受けている音楽、YUKIGUNIへの加入の経緯をそれぞれうかがわせてください。

INTERVIEW BY indies issue 岩崎 一敬
Vol.2 へ続く